データ上、副腎疲労は治りました。
ご無沙汰してます。
お元気でしょうか?
新年度ですね。
ラジオが好きなのですが色々な番組だったりパーソナリティさんの変更が重なってしまい寂しい限りです。
さて、2018年3月下旬、何年かぶりに唾液コルチゾール検査を受けました。
コルチゾールの推移から考えれば素晴らしい検査結果が出ました。
コルチゾールの数値だけをみれば副腎疲労は完治しました。
ひとつ、大きな目標が達成できました。
ネット上で唾液コルチゾール検査を載せているブログは多数ありますがコルチゾールのグラフが回復した人の検査結果を私は見つけられませんでした。
コルチゾールは回復するのだという一例を示せたことはうれしいです。
まあ、治った人は体感でわかるので2万円も出して確認の検査をしないのだと思いますが。
ただ、大問題。
体調は過去最悪を更新し続けています。
生きているのが不思議なくらいの脱力感とブレインフォグ。
まだ、自分の中でも咀嚼しきれていません。
体調と照らし合わせると検査会社がほかの人の唾液の結果を送ってきたんじゃないかといまだに疑っています。
個人輸入で買いだめておいたコートリルとフロリネフはどうなるのかなー。
コートリルは10箱くらいあります。
この先もずっとコートリルにお世話にならないと生きていけないと検査結果を知るまで本気で考え今後、規制が強化され個人で手に入れらなくなったら困ると思い先行投資をしていました。
それくらい、コルチゾールにかけていました。
コルチゾールが戻ってくれば自分が戻ってくるはずだ、と。
ところが、検査結果が間違っていないという前提で言えば、コルチゾールは見事に戻ってきたのに体感は反比例という現実。
同時期に甲状腺の血液検査も受けました。
残念ながら、正常値でした。
治らない副腎疲労患者がリラックスするただ一つの方法
副腎疲労患者は疲れきっている。
ベッドで横になっていても疲れ続けている。
サプリメントもいまいち助けにならない。
ベッドの上の静養、という最高の静養さえも静養の意味をなしていない。
そうなると、努力が必要だ。
治療的努力。リラックスする努力。
頑張ってリラックスする。
副腎疲労患者は努力が得意なはずだ。
自身をリラックスモードに突入させる努力をしてほしい。
じゃあどうやってリラックスすればいいのか。
それは呼吸法。
疲れ切った副腎疲労患者ができるただ一つの方法が呼吸だ。
寝ながらできる。
ベッドの中でできる。
■呼吸は24時間あなたと一緒に過ごしている
「息を吐く」という行為は体を副交感神経優位にするらしい。
リラックスする=副交感神経優位
副交感神経優位=治るモード
慢性病態を治すには身体を治るモードに突入させなければならない。
リラックスモードすなわち副交感神経優位モードに持っていかなければならない。
呼吸が浅い状態は交感神経優位の状態と言われている。
たとえベッド休んでいたとしても浅い呼吸をしていればストレスと戦っているシチュエーションと同レベルのストレスを感じることになる。
身体、副腎ちゃんはまったく休まっていない。
浅い呼吸での静養は交感神経優位モードで過ごしていることになり、静養になっていないのだ。
疲れ切った副腎疲労患者が副腎疲労モードに自分を持っていける最も迅速な近道は「息を吐く」だ。
胃下垂のある人は腹式呼吸はNG。
ラテラル呼吸が良いかもしれない。
どんな呼吸法でも良いがとにかく「息を吐く」。
なるべく、深く長く、「息を吐く」。
息を吐く、という行為はリラックスモード副交感神経優位状態に突入させる最高の手段だ。
特に動けない副腎疲労患者には唯一の手段といっても過言ではない。
いま、これを読んでいるあなたは呼吸がかなり浅いはずだ。
集中して文字を読もうとしているときは交感神経優位だ。
交感神経優位=浅い呼吸
浅い呼吸=交感神経優位=ストレスと闘う
息を吐ける時間を計って下さい。
吐く時間が、
10~15秒:かなり呼吸が浅くなって
お腹が固くなっている可能性があります。
15~30秒:ややお腹が固くなり始めており、
全身の緊張は高いと思われます。
30~40秒:少しお腹が固いかもしれません。
40秒以上 :これがある意味理想といえます。
常に1呼吸が40秒以上でゆっくりとできるのであれば、
お腹も柔らかく全身の緊張も高まりにくいといえます。
浅い呼吸で交感神経を刺激している状態が続けば症状はよくならない。
治るモードに身体が突入できない。
ベッドでじっとしていても浅い呼吸でもって交感神経優位状態、ストレスを抱えた時間を過ごしている可能性は完全に排除できるだろうか?
脳に酸素を届けるという意味では吸うことも大事なのかもしれない。
しかし
吸う=交感神経優位
吐く=副交感神経優位
であるから、吐くことのほうを重要視したい。
そもそも吐けば必ず吸いますから。
ストレスで横隔膜が硬くなっている人は自分でもびっくりするくらい呼吸が浅くなっていますから少しずつでも吐くことを意識して横隔膜を柔らかくしていきましょう。
呼吸は24時間いっしょの時間を過ごす。
私たちは呼吸を1日2万回とも3万回するとも言われる。
慢性病が治らないのは一緒にいる時間が長いものに起因する可能性が高い。
呼吸はいつもあなたのそばにいます。
寝ているときにも呼吸をしていますが、寝てても治らないということは、寝ているときとは違った呼吸法を起きているときに試さなければならないということです。
起きているときに呼吸法を試すことで違いを感じ、さらに呼吸法をすることで横隔膜などの筋肉が柔らかくなり、睡眠時の呼吸の質が上がり睡眠の質が上がる可能性もあります。
整体とかマッサージとかヨガとかも、結局、呼吸のために行われている。
呼吸しやすい身体に持っていくための補助でしかない。
リラックスとは呼吸である。
リラックスモード突入のための努力。
それは呼吸改善。
副腎疲労の治療法を血眼になって探しているあなたは呼吸が浅いはずだ。
完全静養がリラックスにならない人ができることは呼吸改善しか残されていない。